学歴コンプレックスとは

これまで学歴コンプレックスとは、
『“学歴が無い人の”学歴に対するコンプレックス』
だと思っていたが、最近、違うのでは無いかと思っている。

恐らく、今は
『“高学歴の人の”現状と理想とのギャップに対するコンプレックス』
なのではないかと思う。

所謂、
こんなハズではなかった。
こんな学歴の人達と同じではない。
自分はもっと出来るのにチャンスを貰えない。
上司に評価して貰えない。
もっと優雅で裕福な暮らしをしているハズなのに。

と、いうやつである。
輝かしい自分を思い出す、一種の懐古厨とも言える。

往々にして、それは当人の詰めの甘さ、子供っぽさである。

学歴とは、日本において、有限範囲における一問一答の精度ランキングと言えると思う。そして、範囲が無限となり、正解、下手したら問題すら存在しない、就職活動や仕事において、成果を出せないが学歴は高い人が発生する。

その情況を理解したり、予測して真摯に対応してきた人は学歴コンプレックスなく、適応できているのだろう。
それが出来なかった人は、成果が出ない、成果が出せていない事が認められず、環境要因にしたり、相手に自分の有利な所(つまり学歴)でマウンティングしようとするのだろう。

社会における、弱い犬ほどよく吠えると言うヤツだ。かくいう私も多少の学歴コンプレックスを拗らせている。ただ、私は当時の自分は頑張った。ペーパーなら戦える。いつでも勉強し直して他の事が出来る成果と割りきれているので、多少の拗らせで済んでいる。醜い子供様な大人にならないために気を付けようと思う。