情報化社会と恋愛とは

情報化社会と言われてから、もう四半世紀近いだろうか?
当時、メモリー64MBのデスクトップパソコンでも数十万円だった。
今から20年前位でも、メモリー512MBのノートパソコンが30万位した。

今や、メモリー8GBのスマートフォンが8万円しない。

デジタルデバイスとその環境は文字通り指数的に進化した。
それに伴い、人々が接する情報量も指数的に増えた。

人と人との繋がりも、季節の挨拶の様な文通は廃れ、電話すら廃れ、Lineの個々のやり取りも下火になり、Twitterの様な間接的なやり取りも増えた。

なぜだろうか?
個人的には人が接する情報量が増えた結果、こうあるべき、と言うマニュアルが増えたから、ステレオタイプが増えたからと考える。

それにより、恥ずかしい思いをしたくない、バカにされたくない、失敗したくないと言う思いから、直接的に人とやり取りするのが苦手になっていないだろうか?

本来、人と人との繋がりとは、もっと多様で、おおらかなものでは無いだろうか?自分で自分を、あるいは人を必要以上に締め付けていないだろうか?
そのなかで恋愛とは、最大の失敗を恐れる行為なのだから、やりにくいだろう。
もっと、楽にしていいんだよ。