現代風頭でっかち

タイトルは完全に私の造語であるが…

頭でっかちと言われると、私のイメージは理屈ばかりで行動になかなか移らない人の事。

今でも言葉の意味としてはそうだろう。

ただ、何故現代風…というタイトルを打ったのかと言うと、イメージに囚われ過ぎていないか?という問題提起をしたかった。

たとえば、かつてはIT道片という言葉があった。IT系の人が安い給与で昼夜無く単純労働の様に働く様を土木作業者に例えたものだったと思う。

今でも末端作業者の人はそうだろう。
でも、一部のエンジニアは世間の平均給与よりはるかに多く貰っている。

飲食、小売、物流など、ブラックと言われて久しいが、この3種で働く人がどんなに多い事か…。仕方がなく働いている人も少なく無いが、多くは望んで働いているのだ。

では、何を以てブラックと言うのか?
法令遵守していない所はブラックと言って言いかも知れないが、他はどうだろう?

入らないと判らない事も多いが、毛嫌いする必要も無いと思う。終身雇用など崩壊しているし、大手企業程崩れた時が悲惨だし、崩壊が見えない事もある。

潰れるホワイトと呼ばれる大企業、潰れないブラックと呼ばれる業界の企業、過労死や自殺のある有名企業。何が自分にとって良いのかは、風評では決まらないのでは無いだろうか?