情報の時代とは

情報化社会、情報の氾濫と言われて久しい。

確かに情報は圧倒的に増えた。
しかし、情報が圧倒的に増えた事で、個々の情報処理能力を超えてしまっていると私は思う。

結果、検索サイト、ニュースサイト、キュレーションサイトなどの集約化が起こる。そして、みんな辿り着く情報が絞られていく。

結果、フリー素材と言えばイラスト屋…検索と言えばGoogle…となっていく。

検索結果も、ネットの情報がさも電子辞書のように手軽で正確な情報と感じてしまう。だが実際には、ネットの情報は個人の情報の事も多く、正確とは限らない。ネットニュースもライターが書いたものを精査せず、そのまま載っている事もある。

調べる人は基本的に調べる内容を知らない人だ。その情報が正しいか一見では判らない。比較してみても、検索1位~10位が同じサイト及びそれの孫コピーだったりする。つまり1つの情報の反芻だ。それに気付かないと元の情報がさも絶対の様に感じる。

1つの洗脳と言えるだろう。
そして、そんな洗脳が身近な時代になったのだ。